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矢崎俊一と対談 パート1

安藤先生がパーキンソン病の患者さんを治療することになった
経緯から聞かせてください。
パーキンソン病は脳の一部が変性し、
神経伝達物質のドーパミンが欠乏することによって起こる病気で、
運動が滑らかにできない、震えが出るといった症状を伴います。

学校を卒業してすぐ、長野のクリニックで鍼灸の勉強をしていたことがあるんです。
先生がパーキンソン病の名医で、本も書かれていました。
そのご縁で大阪の患者さんを紹介していただいたのが最初です。

5年前に開業したとき、最初の日に来てくれたのも、パーキンソン病の患者さんでした。

それから有名な鍼灸師のもとで勉強したこともありましたが、
治療のやり方を教えてくれたのは、うちの患者さんたちです。
今でも教わっていると思っています
安藤先生は、患者さんのことをよく見ているという印象があります。
何を意識していますか。
患者さんのお話では、病院だと5分くらいしか診てくれないようで、
それに比べれば治療時間は長いと思います。

開業した日に来てくれた患者さんは、4時間も喋り通しでした。
それだけ聞いて欲しいという気持ちが強く、話すことで精神的に楽になる部分もあります。
喋っていると家庭環境も分かり、そこから生活の改善点が見つかる場合もあります。

単に体だけ治せばいいのではなく、その人の全て、生き方みたいなものと
向き合う必要があると思うんです
治療院では、どのような施術をしているのでしょうか。
全身の血流改善が基本です。

交流磁気治療や磁気針、鍼灸、指圧などを患者さんの症状に応じ組み合わせて使っています。

血流が良くなれば、体の動きも滑らかになって、震えがおさまるなど、
パーキンソン病に特有の症状を改善してくれます。

パーキンソン病は1人1人症状が違います。
その人に合ったオーダーメードの治療法を考えるのが私の仕事だと思っています。

体がほぐれて自由に動けるようになれば、気分も良くなってドーパミンが出やすくなるので、
治療は全身の血流改善に尽きると思っています
昨年から交流磁気治療を導入していますが、患者さんから、どんな反応がありましたか。
患者さんは口を揃えて、交流磁気をかけると全身が温かくなると言います。

冬場の寒いときでも、じわっと汗が出てくるという方もいました。

ベッドで全身の交流磁気治療をしながら、鍼灸などの施術をしているので、
治療器のスイッチは、ほぼ一日中は入ったままです。

私は週末に東京でも治療しており、かなり忙しい毎日なのですが、
それでも元気にやれているのは、先生が治療器のそばに一日中いるからじゃないかと、
患者さんから言われています。

それから交流磁気治療を行うと、施術中にそのまま寝てしまう患者さんが増えました。
全身の血流が良くなり、精神的にもリラックスできるので、
パーキンソン病の治療法としては理にかなっています。

日常的に使い続ければ、体の動きも滑らかになり、心身とも良い状態へ導いてくれると思います
患者さんの姿勢を注意されているようですが、どんな目的があるのでしょうか。
パーキンソン病になると、どうしても姿勢は前かがみになります。
すると目線まで下がってしまい、だんだんと気分が落ち込んでしまうのです。

なぜ前かがみになるかというと、それは首の周りが硬くなっているからです。
全身の血流改善が前提ですが、とくに首の回りのコリをとってあげるよう心がけています。

視線を水平にもっていけば、腰への負担が軽減され、歩く姿勢も良くなります。

パーキンソン病の患者さんは、歩くときに手を振れないのですが、
荷物を持って勢いをつけたり、少しの工夫で改善できることもあります。

パーキンソン病だからといって、動こうとしないのは絶対に良くないと思います。
もちろんやり過ぎは駄目ですが、自分の症状に適したリハビリを探さないといけません
患者さんに心の持ち方も説いていますが、何を患者さんに訴えているのでしょうか。
パーキンソン病になる方は、真面目で前向きな性格が多いと思います。
しかし裏を返せば頑固で、自分を持っている。
表には出さないのでストレスがたまり、要領良く発散するのが苦手なのではないでしょうか。

症状は改善しても、パーキンソン病は百%治る病気ではないと言われます。

しかし心の持ち方を変えて一生懸命に努力すれば、克服できることも多い病気だと思います。

痛みがないし、じっとしていれば不都合はないから、怠けようと思えばいくらでも怠けられます。
だけどパーキンソン病だからと言い訳にしたり、関係ないことも病気のせいにしてはいけません。

パーキンソン病と欝病が組み合わさると、本当に治すのが難しくなります。

だから気持ちが落ち込まないよう、家に閉じこもらないで、積極的に外へ出た方がいいです。

うちの治療院はすごく明るい雰囲気ですが、これも症状を改善するうえで大切なことだと思います
昨年の11月には、パーキンソン病の患者さんと一緒に沖縄へ旅行されました。
患者さんたちと旅行を企画したきっかけを教えてください。
ハーブボールの勉強でタイに行ったんです。
すごくエネルギーがあるし、みんなニコニコしていたので、
あそこへ行ったら元気になるよと患者さんに勧めました。

そうしたらパーキンソン病になってからというもの、
友達に迷惑かけるから旅行に行きづらいという患者さんがいたんです。

だったらパーキンソン病の患者さん同士で、一緒に行ったらいいじゃないと提案してみました。
それなら気を遣わなくていい、私も行ってみたいという賛同者が増えてきて、
だんだん具体的な計画になっていきました
交流磁気治療の本!2013年1月25日発売

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「磁気治療が好き!ー心にも体にも優しい免疫も高まるエネルギー療法」
日下史章先生 上村晋一先生著
永野剛造先生 要明雄先生 川本和久先生にもご協力いただきました。
コスモの本より  1200円+消費税