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大腸の働きと自律神経

毎日、排便がないと便秘と思いがちで、すぐに病院に来られる方がいます。
実際には2〜3日に1回でも、規則正しく排便があれば便秘ではありません。
5日以上お通じがなく、便が硬くて出にくいのを、便秘とみなします。
逆に排便は毎日あっても、便が残っている感じがしたり、
お腹が張っている場合は、便秘と考えます。
回数だけで判断はできないので、その点を注意してください。

口から入った食べ物は、栄養分を吸収したのち、
通常30〜120時間で便として排出されます。
b_2.gif 大腸の中で、便がどのような状態にあるのかを、図に示しました。
小腸から入ってくるときは、ほとんど液体です。
上行結腸から横行結腸を通る間、少しずつ吸収され、
下行結腸でようやく固形化してきます。

最後に直腸まで達すると、腸壁が刺激され、
便が到着したのを大脳に知らせます。
これによって私たちは便意を感じるのですが、
脳への伝達の仕組みを担っているのは、内臓の間に張り巡らされた自律神経の働きです。
常習性便秘の場合は、まず自律神経の失調が、症状の根底にあると考えなければなりません。
つまり便秘を改善するためには、腸の働きだけでなく、
自律神経のバランスを整えることが出発点になります。

便秘と下痢は、反対の症状だと思っている人がいます。
これは誤解で、むしろ表裏一体の関係です。先の図で説明すると、
下行結腸で固形化する前の便が、そのまま排泄されるのを下痢と言います。
通便異常という点は同じであり、一つの原因で二つの症状を繰り返すことがあります。
下痢していても、実は便秘ということもあるので、この点も注意が必要です。

ストレスが原因で便秘と下痢を繰り返す、過敏性腸症候群という病気もあります。
増加の一途をたどり、今では国民の20%が予備軍と言われます。

もう一つ捕捉しておくと、女性の便秘は、ホルモンの働きとも関係しています。
排卵から月経までの間は、黄体ホルモンの分泌が活発になり、
大腸の蠕動運動が抑制されるのです。
女性と老人は、宿命的に便秘を背負っていると、考えた方がいいでしょう。
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